酸洗いに必要な設備

酸性の液体を安全に保持することが重要

酸洗いとは酸性の液体が金属を溶かすという性質を利用して、バリや表面粗さをよくさせる仕上げ工程です。したがって、製品がつけれるだけのプールのような設備で十分ですが注意が必要ですよ。酸性の液体といっても液体そのものに老朽化がありますのでスムースにとりかえる排水と注入するポンプ設備が必要になります。さらに、酸性の液体を収納する大きさも製品の大きさや投入数に応じて液が外に漏れないこと重要です。外部に流出することで環境破壊につながるリスクがあります。また、液体を収納する壁面に穴などが開いて流出を防ぐため、強い材質や多重構造にしておく必要があります。設備の下にトレーのようなものを設置することで流出防止も重要です。

人の環境整備も重要です

酸性の液体は人に触れると皮膚がやけどのような症状をもたらしたり、きついにおいにより気分を害したりしますよね。これらを防ぐため設備面で対応することが重要ですよ。人体に触れることを防止するためには保護カバーの設置です。製品を酸性の液体に浸すときに飛散することを防止する為に完全にカバーをしておくことが重要です。臭気の対応については換気設備の設置です。工場内はもちろん、設備内にも換気設備を備えておくことで万全の対応になります。メンテナンス作業者に対しても有効で、機械の中で臭気の影響を受けるリスクを排除します。あわせて、手袋や保護具の着用を徹底することでリスクを排除することに貢献することが可能ですので手順書で徹底することが重要です。

リン酸処理は、鉄鋼に対する化成処理の一つで、パーカライジングと呼ばれることもあります。金属表面にミクロンオーダーのリン酸亜鉛皮膜を形成し、酸素を遮断することにより、錆を防止する効果があります。